棕櫚の鍋敷き作り + 土鍋料理教室

来月20日(金)から始まる『棕櫚と土鍋』展では、鍋敷き作りと土鍋を使ったお料理教室を開きます。暑さが落ち着いて本格的な秋に向かう9月の終わりの週末、日々のごはん作りの愉しみの素を見つけていただけましたら嬉しいです。それぞれ続けてご参加できる時間設定ですので、両方ご参加の方も大歓迎です。

お申込みは下記よりお手続き or お電話[042-575-0084・musubi坂本まで]or 店頭(火~土 12:00~18:00)にて承ります。皆さまのご参加をお待ちしております!

*追記*

棕櫚の鍋敷き作り:ご案内状では4,000円 と記載しておりましたが、正)3,500円となります。

棕櫚と土鍋 – 高田耕造商店 + 長谷園

今秋、やさしいたわしを生み出す和歌山の高田耕造商店さんの棕櫚製品と、お米を美味しく炊ける土鍋『かまどさん』で知られる三重県の長谷園さんの土鍋が一堂に会する展を開きます。会期中は、三代目・高田大輔さんによる棕櫚の鍋敷き作りと、土鍋コーディネーター・竹村謙二さんによる数種の土鍋を使ったお料理教室も。日々のごはん作りの愉しみの素を探しに、ぜひお出かけください。

◆ 『棕櫚と土鍋 – 高田耕造商店 + 長谷園』展

2019年9月20日(金)~10月5日(土)12:00~18:00

[会期中9/23(月)・30(月)お休み]

昔ながらの棕櫚(しゅろ)のたわし、触れると「たわしは固い」そんなイメージが覆されます。お台所に、上履き洗いに、体洗いに・・・数種使わせていただいていますが、繊維が細かく汚れを掻きだすように落としてくれます。昨年の夏、高田さんにワークショップをお願いした時のこと。高田さんが懇意になさっている土鍋屋さん・長谷園さんと一緒のイベントがすごく楽しそう!と盛り上がり・・・今秋に実現できる運びとなりました。実はかれこれ20年ほど「かまどさん」を愛用していますが、土もの、まぁるい形状の土鍋は棕櫚のたわしでお手入れがぴったり。会期中は、棕櫚の鍋敷き作りと土鍋お料理教室を開催、棕櫚と土鍋、両方の魅力と楽しさをお伝えできる機会になりますように。

ワークショップの詳細、お申込方法は8月中にあらためてご案内いたします。どうぞお楽しみに!

『あひろ屋の手ぬぐい』展

古典に学びつつ、その時々で心動かされるものを美しい意匠に仕立てるあひろ屋・野口由(ノグチユキ)さんの手ぬぐい。出会いは今から17年前のこと、全て違う形の鉄瓶16種類が並ぶ一枚でした。図柄は全て手描き、製作は職人さんに依頼し注染という技法で染められます。細番手の糸を使った生地を使用しているため、質感はしっとりと柔らかい。手拭き汗拭きハンカチ代わりに、頭や首に巻いて、お弁当や贈り物を包んで、かごや収納の目隠し布に。たおやかな意匠と絶妙な色遣いをお愉しみいただけましたら幸いです。

◆ 『あひろ屋の手ぬぐい』展

2019年5月31日(金)~6月8日(土)12:00~18:00

[会期中6/3(月)お休み]

手ぬぐい、ハンカチとは異なる大きさ、肌触り、使い勝手、またその意匠に魅了され、一枚また一枚と集め始めたのは二十代の頃。それから程なくして出会ったのがあひろ屋さんの「鉄瓶」でした。意匠、色遣い、構図、このモチーフをこの方向からこんな風に捉えるんだ!と、わくわくしました。あれから17年、こうして自分の店で野口さんの作品をご紹介できることになるなんて、なんとも縁とは不思議なものです。手ぬぐいを通して、あひろ屋・野口由さんの視点をお伝えできますように。どうぞお楽しみに!