マメコ(豆)、ハナコ(花)、テコナ(蝶々)など、津軽地方に伝わるこぎん刺しのモドコ(図案)は身の周りの動植物がその題材に。綿の栽培ができず、木綿の着用を禁止された農家の女性たちが目の粗い麻布に防寒のため糸を刺したのがはじまりです。伝統的な古典図案はもちろんのこと、今の暮らしに寄り添う独自の図案を手がけるハリノヲト・植木友子さんの作品をご紹介いたします。紺と白に加えて、彼女らしい色使いの美しい針仕事をご覧いただける機会、どうぞおでかけください。

◆ ハリノヲトのこぎん刺し
2018/10/26(金)~ 11/3(土)12:00 – 18:00
[会期中29日(月)お休み]

2016年の二人展以来、2年ぶりです。鉄瓶やイタヤ馬、こけしや赤べこなどの独自図案の考案や、書籍の出版、こぎん刺し教室の講師、メーカーさんからのキット販売・・・とご活躍のハリノヲト・植木さん。DMの紺 x 白の他、彼女らしい配色と図案の作品がたくさん並びます。「個展ではひとつずつどこか違うものを。選んでいただく愉しみを届けたいです。」というお言葉が。どうぞお楽しみに!

11/3展の最終日は、こぎん刺しのワークショップを開く予定です。また追って詳細お知らせいたします!