NPWの学校:革の端切れでつくるバッグ
はっとするようなバッグを持った人に出会ったのはもうだいぶ前のこと。街で見かけたその人に思わず着いて行きそうになったけれど、怪しまれてもなぁと見送った。それから幾度か目にし、自分で作れるように学校を開いた人がいると耳にし、私もやってみたいと思った。その元の形を生み出した作り手さんのバッグが素敵なのはもちろんのこと、それを自分の手で作る事ができる、そんな誰も思いつかないような楽しいことを考えて飛び回っている人もきっと素敵に違いない、作る機会があったらいいなぁ、会ってみたいなぁと。
そんなこんなであれこれ動いていると不思議なものでご縁とは繋がるもの。来月11月27日(日)NPW曽田耕オリジナル・皮革製品の裁ち落とし、端革を使ったバッグづくりをします。講師はNPWの学校・ふるもと ひろしさん!校訓は「材はあるもの、技術は身の丈、実作業は無思考でスピーディーに。」観念や、思考や、装飾や、作為・・・いっぺんに吹き飛んでしまうような体験を、ぜひ。
◆ NPWの学校:革の端切れでつくるバッグ
・日時:2016/11/27(日)10:00~13:00
・内容:皮革製品の裁ち落としを利用したバッグづくり(製作時間:約3時間)
・参加費:10,000円(当日サイズを大きくした場合、追加料金がかかります。)
・定員:8名
・場所:テラバヤシ・セッケイ・ジムショ / musubi(→ 地図)
・講師:ふるもと ひろしさん(NPWの学校)
・持ち物:(あれば)金槌
・その他:開始時間15分前(9:45)にお集りください。
*お申し込みは NPWの学校ご予約フォーム → こちら
またはお電話042-575-0084(musubi坂本)までどうぞ。
汲古舎の針しごとワークショップ
秋雨前線の影響で雨が降り続いて、肌寒かった先週から打って変わってなんだか少し夏が戻って来たような週明けですが、やはりそこかしこに秋の気配。さて、昨日ご案内いたしました10月の展「KOGIN + SASHIKO 汲古舎の針しごと」では、ふたつの針しごとワークショップを開きます。
夜が長くなる頃にはちくちく針しごとも愉しいことでしょう。ひとりではなかなか始められずにいたという方も、一度やってみたかったという方も、ぜひ。先生は汲古舎(きゅうこしゃ)の植木さん(こぎん刺し)と茂呂居さん(刺し子)、初めての方でも丁寧に教えてくださいますよ。
ひとつめはこぎん刺し。昨年の師走にも開催しましたが、今回は4cmほどの丸と5.5 x 4cm程の楕円のくるみボタンをご用意。こちらはブローチですが、髪ゴムにもできるようパーツをご準備。図案、布、糸もお好みのものをお選びいただけます。
ふたつめは刺し子。5 x 7cm程の小さな針山を作ります。図案をトレースしたらちくちく・・・針山が出来上がったら、ご自宅でまた刺し子が愉しめるようにリネンハンカチ(37cm角)のキットをご用意いたします。こちらもお好きな図案、布、糸で。
皆でわいわいおしゃべりしながらお楽しみいただけましたら。ご参加お待ちしております。
◆ 針しごとワークショップ
<こぎん刺し>
・日時:2016/10/23(日)12:00~[満席]
・内容:2種のブローチづくり。ひとつを仕上げ、もうひとつはご自宅で製作できる
キット付き。 (製作時間:2時間程度)
<刺し子>
・日時:2016/10/23(日)15:00~[満席]
・内容:小さな針山づくり。針山が完成後、ご自宅で製作できるリネンハンカチ
キット付き。 (製作時間:2時間程度)
・参加費:各回3,000円(材料費込・茶菓付)
・定員:各回5名
・場所:テラバヤシ・セッケイ・ジムショ / musubi(→ 地図)
・講師:植木友子さん(こぎん刺し)茂呂居梅花さん(刺し子)
・持ち物:糸切りはさみ
・その他:開始時間10分前(11:50/14:50)にお集りください。
*お申し込みは「針しごとワークショップ」希望として、 お問い合わせ より
1. お名前(フルネーム)
2. お電話番号(緊急時のご連絡のため)
3. ご希望の回(こぎん刺し or 刺し子)
をお知らせください。折り返し詳細をご連絡いたします。
*お問い合わせ・ご注文をいただきましたお客さまには1 ~2営業日中にご返信を差し上げております。 当店からの返信メールが届かない、迷惑メールにも入って いないという場合は何らかの通信不具合が発生している場 合がございますので、大変お手数おかけいたしますが、お 電話にてご連絡いただけますようお願い申し上げます。特にフリーメール、携帯メールからご連絡の方はご注意ください。
KOGIN + SASHIKO 汲古舎の針しごと
今は昔、麻や木綿がずっとずっと貴重だった頃に生まれたこぎん刺しと刺し子。粗い布の目を塞ぐように、線を描くように、休むことを知らぬかのように連続して施された針目は、体を守り、衣を強くし、同時に人々の心と日々の暮らしを支えたのでしょう。伝統に学びながら、今の、私たちの暮らしに寄り添った作品を生み出す植木友子さんのこぎん刺しと、茂呂居梅花さんの刺し子、ふたりの針しごとをご紹介いたします。
musubiでもおなじみ、伝統柄はもちろん、東北(みちのく)柄の独自図案を考案されたハリノヲト植木さん。実は植木さん、刺し子を手掛けられる茂呂居さんと「汲古舎」という屋号で一緒に活動されています。今回の展ではこぎん刺しと刺し子、異なる2つの針しごとをお届けできればと思っております。どんなものが生まれてくるのか・・・どうぞお楽しみに。
会期中はこぎん刺しと刺し子、ふたつのワークショップも開催予定。詳細はまた追ってお知らせいたしますね。
◆ KOGIN + SASHIKO 汲古舎の針しごと
2016/10/21(金)~ 29(土)12:00 – 18:00
[会期中24日(月)お休み]
*植木さん・茂呂居さん在店日:10月23日(日)
ちなみに植木さん、この9月に初の単行書籍を出版されました!こぎん刺しの伝統柄から、青森のりんご、秋田のイタヤ馬、岩手の鉄瓶に山形のさくらんぼ、宮城のこけしに、福島の赤べこ、こちらの図案も全て紹介されています。そしてご当地シリーズは東京や山梨、福井まで・・・書店でお見かけしましたらぜひお手に取ってご覧になってみてくださいね。
・「こぎん刺し 模様遊び 」(日本ヴォーグ社)植木友子 著