岩舘隆 浄法寺椀（小・溜）

国産漆の最大産地 岩手県浄法寺町で採れる良質の漆を使って作られる汁椀です。仕上げの研磨は施されていないので、使い手自身が使い込むほど自然に磨かれつやを増してゆきます。
　
溜（ため）塗りはベンガラを混ぜた漆を塗り重ねた上に、半透明の透き漆を塗って仕上げたもの。使っていくうちに下の朱色が透けて、なんともいえない独特な風合いに変化します。
　　
経年による変化がよりわかりやすいのは溜塗り、日々の食卓に合わせやすい色味です。

【サイズ】 φ11.3 x H6.4cm
【重　さ】 約100g
【容　量】 約260ml（満水時）
【素　材】 ミズメ、漆
【作り手】 岩舘隆（岩手県）

［素材の特性とご使用上の注意点］

・漆器は熱が伝わりにくいため、冷たいもの、熱いものを入れてもしっかりと手で持つことができます。

・漆器は素地が漆を通して呼吸をしています。長時間水の中につけておくと水分を吸収し剥離の原因になりますのでご注意ください。

・長時間紫外線にさらされると変色、劣化しますので、直射日光を避けて保管ください。

・やわらかいスポンジ等で優しく洗ってください。

・食器洗浄機、電子レンジでのご使用はお避けください。

・下塗り、中塗りに中国産の漆を、上塗りに浄法寺産の漆を施したお椀です。全行程において浄法寺産の漆を施したお椀もお作りしております。ご希望ございましたら、ご予約を承りますのでお問い合わせください。