『あひろ屋の手ぬぐい』展が終了しました
今日は秋分。今朝は朝から雨が降り注いで少し涼しいです。
『あひろ屋の手ぬぐい』展、昨日最終日をを迎えることができました。氏神様のお祭りに合わせて、昨年と同時期の開催。残暑が長引く中連日お運びいただきまして本当にありがとうございました!
日中は蒸し暑かったもののお店を閉めて外に出てみると熱がしんと冷めたような空気感。お囃子が響き、山車が通り、揺れるあひろ屋柄の手ぬぐい暖簾・・・うつくしい景色を目にすることができました。
あひろ屋姉妹ブランドのTSUKIKUSAもまた皆さまにご覧いただける機会となり、嬉しく思います。
手ぬぐいに限らず、手仕事のものは原材料の調達、燃料費の高騰、職人の高齢化など様々な要因が重なり、数年前に比して格段製品化までの道のりが険しくなっています。
当店でも以前は入荷まで2〜3ヶ月程だったものが半年〜1年以上!となるものが増えているというのが現状。それでも尚、使いたいと願う方がいらして、作ってくださる方がいらして。人の手が生み出す尊い仕事を彼らと同じく高い視座を持ってお届けできればと思います。
来年もまた、あひろ屋柄が店先に揺れる風景を願って。
『あひろ屋の手ぬぐい』展が始まりました
『あひろ屋の手ぬぐい』展が始まりました。夏の暑さが戻る中、皆さまお運びいただきありがとうございます。これまでは初夏から盛夏にかけてお手にとっていただく機会が多かったものの、ここ数年は秋の真ん中あたりまで暑さが続くため、9月に開催しています。
ずらりずらり並ぶあひろ屋柄。
あひろ屋さんの新ブランド[TSUKIKUSA(月草)]。 手ぬぐいに用いられる注染以外の染めの表現で、暮らしまわりのものを作られています。シルクスクリーンでハンドプリントしたトートバッグやぽち袋が並びます。
店と台所を仕切る扉の色「上紺」に合わせて、手ぬぐい暖簾、菊・矢車菊・照葉(日陰)。
入り口には照葉(日向)延段、カンナ(こちらは今展のDMに使用した組み合わせ)。続いて群雨・斑雪・氷。
会期の終わりの週末には氏神様のお祭りが催され、当店の通りも山車が通り賑やかな風景が見られます。祭りと手ぬぐい、あひろ屋・野口由(ノグチユキ)さんの視点から生み出される美しい意匠と色合いと共に、佳き日本の風景を眺めていただける機会となりましたらうれしく思います。