勢司恵美さんの六つ目編み竹籠ワークショップの様子
先週末、22日(土)・23日(日)竹かご作りのワークショップ。講師は講師は、茨城県・行方市で、地元の竹林で育った真竹を自ら刈り出し、生活道具としてのかごを中心に手掛けている勢司恵美さん。前回から、実に4年ぶりの開催となりました。
直径約36cm、高さは18cm、大人が両腕に抱えるぐらいの大きなかごを作ります。今回は1日で仕上げるために、底編み部分は勢司さんにご準備いただきました。
かご編みの難しいところ、立ち上げ部分からスタート!六つ目編みの基本を頭に入れつつ、力も要します。
今回は5段ほど編み上げ。縁をつけるために口部分をお水に浸します。「今、竹に興味がある」という小学6年生の女の子作!
縁に沿わせて竹をペンチで平らに慣らし、
内側、外側に竹を巻いてクリップ留め、ここでお昼休憩に。
籐で縁を巻いて、持ち手をつけます。
今度はかごの底面に「力竹」を入れていきます。これが入ることでかご自体が丈夫になり、安定感が上がります。サイズを測って、
ノコギリで切っていきます。
裏面に菱形が浮かび上がるように入れます。かごの裏も美しいですね。
2日間とも無事に皆さん、完成!壮観ですね。
お母さんと娘さんのかご、ちょうど入れ子に!同じひごを使っても、お一人お一人違う表情。
皆さん、本当によく頑張りました!長丁場で、暑くて、大変だったかと思いますが、素敵に作られていました。
久しぶり!の竹かごワークショップ、以前作ったものではなくて「ワークショップで作ったことがないもの」と新たに考え、準備し、皆が楽しめるように動いてくださる勢司さん、ご参加の皆さん、本当にありがとうございました!
流行病も落ち着き、ようやくこうして笑いながら皆と集える、そんな光景をこの場で見られる、一緒にいられるって幸せだなぁとあらためて。